次亜塩素酸水でウイルスは除菌できる?効果と使い方を解説

この記事は、 6 分で読めます。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、細菌やウイルスなどの除菌に次亜塩素酸水が多く使われるようになりました。しかし、次亜塩素酸水という名称はよく目にするものの、その効果や使い方については、十分浸透しているとはいえないのではないでしょうか。

ここでは、次亜塩素酸水の効果と使い方のほか、空間噴霧における注意点を解説します。

 

【みんなエアー】

『ウェルビーイング』何から始める? 月額1,650円(税込)でできちゃうの?

次亜塩素酸水とは?

 

次亜塩素酸水とはどのような物質なのか、その特徴をまず理解しておきましょう。保存方法と次亜塩素酸ナトリウム水溶液との違いについてもご紹介します。

 

 

次亜塩素酸が主成分の酸性水溶液

 

次亜塩素酸水とは、次亜塩素酸を主成分とする酸性の水溶液のことです。塩酸または塩化ナトリウム(塩)を水に溶かし、電気分解することで作られます。次亜塩素酸水は無色の液体で、においはほとんどありませんが、わずかに塩素臭がする場合もあります。

 

なお、次亜塩素酸水には電解型と非電解型があり、電解型の次亜塩素酸水は食品添加物として指定されています。調理器具や野菜などの洗浄にも使われているものです。

非電解型の次亜塩素酸水には、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムなどを水に溶かして作られる製品が多くあります。電解型・非電解型ともに、一定の塩素濃度であれば、除菌効果があるとされています。

ただし、手指に対しては安全性が確認されていないため、身の回りのものに対しての除菌にのみ使用するようにしましょう。

 

適切な保存が必要

 

次亜塩素酸水は、適切な状態で保存するようにしてください。次亜塩素酸水は紫外線や熱に弱いため、日光にあてたり、温度の高い場所に置いたりすると、分解が早く進みます。分解すると塩素が抜けて塩素濃度が下がり、除菌効果もなくなってしまうため、日光があたらない18℃以下の場所での保存が必要です。金属製ではない密封型の容器で、日光をさえぎるようにして保存しましょう。

 

電解型の中でも微酸性の次亜塩素酸水は、適切に保存すれば半年から1年程度は効果が持続するといわれています。とはいえ、次亜塩素酸水は早めに使い切るようにしてください。

 

 

次亜塩素酸ナトリウム水溶液との違い

 

次亜塩素酸水に似た名称の次亜塩素酸ナトリウム水溶液もよく目にしますが、両者はまったく別のものです。次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈したもので、除菌や消毒、消臭の目的で使用されます。

 

次亜塩素酸水も次亜塩素酸ナトリウム水溶液も、次亜塩素酸の酸化作用によって細菌やウイルスを除菌することができます。しかし、次亜塩素酸水は酸性で、次亜塩素酸ナトリウム水溶液はアルカリ性という違いがあります。

また、ともに手指の消毒には使用できませんが、特に次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、皮膚や粘膜にダメージを与えます。また、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に酸性の洗剤などを混ぜると、有毒な塩素ガスが発生しますので注意しましょう。

 

次亜塩素酸水の効果と使い方

 

次亜塩素酸水には、どのような効果があるのでしょうか。次亜塩素酸水の使い方と使用する際の注意点についても解説します。

 

 

ものに付着した細菌やウイルスを不活化する効果

 

次亜塩素酸水には、細菌やウイルスの感染性を失わせる不活化作用があります。次亜塩素酸水を使用することで、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどのウイルスのほか、食中毒の原因となる細菌などを不活化することが可能です。

また、次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスに対しても除菌効果があるとされています。

 

 

汚れを拭き取ってから次亜塩素酸水を十分に吹きつける

 

次亜塩素酸水を使用する場合は、先にものの汚れを落としてから使うようにしましょう。汚れが残ったままでは、除菌効果が薄れてしまいます。

汚れを落としたら、対象物の表面に次亜塩素酸水を十分に吹きつけます。少量ではなく、しっかりと濡れるくらい吹きつけてください。その後、20秒程時間を置いて、きれいな布やペーパータオルで拭き取ります。

なお、次亜塩素酸水を使って拭き掃除をする場合は、有効塩素濃度80ppm以上の次亜塩素酸水を使うようにしましょう。

 

次亜塩素酸水を使用する際の注意点

 

次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に比べて皮膚や粘膜への刺激は少ないものですが、使用する際には下記の点について注意する必要があります。

 

・しっかり換気を行い、人が吸入しないようにする

・希釈して使用する次亜塩素酸水は、正しい割合で希釈する

・有害な塩素ガスが発生する危険があるため、酸や塩素系漂白剤と混ぜない

・濃度が高い次亜塩素酸水を使うときは、ビニール手袋などを着用して直接肌にふれないようにする

 

【みんなエアー】 朗報!『あなたと職場』、感染症からまもる秘策教えます!

 

次亜塩素酸水は空間噴霧してもいい?

 

次亜塩素酸水は、身の回りのものの除菌に効果がありますが、浮遊菌に対しても一定の効果があるといわれています。

 

ただし、人がいる空間での次亜塩素酸水の噴霧は避けたほうがいいでしょう。世界保健機関(WHO)は、「室内空間で日常的に物品等の表面に対する消毒剤の(空間)噴霧や燻蒸をすることは推奨されない」という見解を出しています。厚生労働省でも、「消毒剤や、その他ウイルスの量を減少させる物質について、人の眼や皮膚に付着したり、吸い込むおそれのある場所での空間噴霧をおすすめしていません」としています。

一方で、次亜塩素酸水の空間噴霧において、人体に悪い影響があるという結果は出ていないともいわれています。

 

現状では、次亜塩素酸水を含む消毒剤などを空間噴霧するのであれば、人がいない時間帯などに行い、人が吸入しないように注意する必要があるでしょう。

 

【みんなエアー】 仕事も生産性もアガル!空気のきれいな安心できる職場で

 

室内の空気環境対策にはエアロシールドの導入を

 

次亜塩素酸水は、細菌やウイルスを不活化する効果があるものです。手指に使用することはできませんが、デスクやテーブル、ドアノブなど、身の回りのものの除菌に使用できます。

一方で、空間噴霧による浮遊菌対策として使用するには、人が吸入しないように注意する必要があります。有人の室内での浮遊菌対策には、空間噴霧よりも空気環境を改善できる設備を導入するのが賢明でしょう。

 

株式会社 ( 旧 みんな電力株式会社 ) のエアテック事業「みんなエアー」では、空気環境対策のソリューションとしてエアロシールド ( エアロシールド株式会社製 ) を提供しています。エアロシールドは、紫外線の中でも最も効果が高いとされているUV-Cを室内上部に水平照射することで、浮遊菌やウイルス等を減少させることができます。

室内の空気環境対策には、エアロシールドの導入をご検討ください。

関連記事

人気記事ランキング

この記事をシェアする

お役立ち記事

運営者情報