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【塾に通う子を持つ親にアンケート】48.7%の親が、塾の「クラスター発生」を不安視、78.4%が「空気の見える化」に期待期待

2022年1月21日

〜「この季節に授業中も窓が開いているのはどうなのか」や「教室内の人数を減らしてもよいと思う」などの声も〜

 

 

 「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)のエアテック事業「みんなエアー」(https://minnaair.com/)は、塾に通う子を持つ親111人を対象に、「学習塾のコロナ対策」の実態調査を実施しました。

 

 

■調査概要(https://minnaair.com/blog/3398

調査概要:「学習塾のコロナ対策」に関する調査

調査方法:インターネット調査

調査期間:2021年12月16日〜同年12月18日

有効回答:塾に通う子を持つ親111人

 

 

 

■サマリー

 

 

 

■77.5%の親が、子どもが通っている学習塾のコロナ対策について理解

 

 「Q1.あなたはお子さんが通っている学習塾のコロナ対策について理解していますか。」(n=111)と質問したところ、「十分に理解している」が45.1%、「やや理解している」が32.4%という回答となりました。

・十分に理解している:45.1%

・やや理解している:32.4%

・あまり理解していない:17.1%

・全く理解していない:5.4%

 

 

 

■学習塾でのコロナ対策、「手指消毒用アルコール設置」が69.5%、「室内換気の励行」が55.2%

 

 「Q2.Q1で「全く理解していない」以外を回答した方にお聞きします。学習塾ではどのようなコロナ対策をしているか教えてください。(複数回答)」(n=105)と質問したところ、「手指消毒用アルコール設置」が69.5%、「室内換気の励行」が55.2%、「先生・生徒のマスクの着用、手洗い徹底、登校前の検温」が54.3%という回答となりました。

・手指消毒用アルコール設置:69.5%

・室内換気の励行:55.2%

・先生・生徒のマスクの着用、手洗い徹底、登校前の検温:54.3%

・空気改善機器による対策:49.5%

・机、手すり、トイレ等のアルコール消毒:44.8%

・フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)の確保:36.2%

・アクリルパーテーションの設置:35.2%

・オンラインツールの活用:21.9%

・その他:6.7%

 

 

 

 

 

■他にも、「生徒の時間をずらしている」や「休み時間を長くして、換気している」などの声

 

   「Q3.Q1で「全く理解していない」以外を回答した方にお聞きします。学習塾ではどのようなコロナ対策をしているか、Q2以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=105)と質問したところ、「生徒の時間をずらしている」や「休み時間を長くして、換気している」など61件の回答が得られました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・41歳:生徒の時間をずらしている。(北海道)

・44歳:休み時間を長くして、換気している。(東京都)

・48歳:一般的なこと。ただし、子どもたちが騒ぐことには厳しく接している。(東京都)

・40歳:講師がコロナになった時などメールで情報が届いた。(大阪府)

・39歳:三密の回避厳守。(東京都)

 

 

 

 

■2割強の親が、子どもが通っている学習塾のコロナ対策について「不十分」と認識

 

 「Q4.あなたはお子さんが通っている学習塾のコロナ対策は十分だと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「かなりそう思う」が18.9%、「ややそう思う」が57.7%という回答となりました。

・かなりそう思う:18.9%

・ややそう思う:57.7%

・あまりそう思わない:18.9%

・全くそう思わない:4.5%

 

 

 

 

■約半数の親が、子どもが通う学習塾での「感染リスク/クラスターの発生」を不安視

 

 「Q5.あなたは、お子さんの通う学習塾での感染リスク/クラスターの発生を不安に感じますか。」(n=111)と質問したところ、「かなりそう思う」が12.7%、「ややそう思う」が36.0%という回答となりました。

・かなりそう思う:12.7%

・ややそう思う:36.0%

・あまりそう思わない:42.3%

・全くそう思わない:8.1%

・答えたくない:0.9%

 

 

 

 

■78.4%の親が、「空気の見える化」を行うことで、子どもが学習塾で安心して過ごせる空気環境になることを期待

 

「Q6.空気質の数値化など「空気の見える化」を行うことで、お子さんが学習塾で安心して過ごせる空気環境になることを期待しますか。」(n=111)と質問したところ、「かなり期待する」が23.4%、「やや期待する」が55.0%という回答となりました。

・かなり期待する:23.4%

・やや期待する:55.0%

・あまり期待しない:18.9%

・全く期待しない:2.7%

 

 

 

 

 

■子どもが通っている学習塾のコロナ対策に対し、「もう少し時間帯区分をして、教室内の人数を減らしてもよいと思う」や「大変な中、気を遣ってもらっていると思う」などの感想

 

 「Q7.お子さんが通っている学習塾のコロナ対策に対するあなたの感想など自由に教えてください。(自由回答)」(n=111)と質問したところ、「もう少し時間帯区分をして、教室内の人数を減らしてもよいと思う」や「大変な中、気を遣ってもらっていると思う」など65件の回答が得られました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・37歳:もう少し時間帯区分をして、教室内の人数を減らしてもよいと思う。(大阪府)

・48歳:大変な中、気を遣ってもらっていると思う。(大阪府)

・44歳:換気をしっかりとしてほしい。(福岡県)

・42際:完璧ではないので不安。(東京都)

・50歳:個別指導塾なので他人との接触は少ないと思うが、各人がしっかりと意識して対策してもらいたい。(東京都)

・48歳:窓を開けて換気するのは良いことですが、この季節に授業中も窓が開いているのはどうかと思います。(大阪府)

・48歳:感染者は出ていないから、まずまずといったところ。(東京都)

・43歳:これ以上の対策はなかなか考えがいかないので現状で個人がそれぞれ意識して行動するしかないかなと感じています。(愛知県)

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、塾に通う子を持つ親111人を対象に、「学習塾のコロナ対策」の実態調査を行いました。

 

まず、77.5%の親が、子どもが通っている学習塾の「コロナ対策」について理解しており、対策としては、「手指消毒用アルコール設置」が69.5%、「室内換気の励行」が55.2%、「先生・生徒のマスクの着用、手洗い徹底、登校前の検温」が54.3%や、ほかにも、「生徒の時間をずらしている」や「休み時間を長くして、換気している」などの声が見受けられました。

 

一方で、2割強の親が、子どもが通っている学習塾のコロナ対策について「不十分」と捉えており、約半数の親が、塾での「感染リスク/クラスターの発生」を不安に感じている現状も明らかになりました。また、「空気の見える化」を行うことで、子どもが学習塾で安心して過ごせる空気環境になることを期待している親は78.4%に上り、具体的な感染症対策に対し、「もう少し時間帯区分をして、教室内の人数を減らしてもよいと思う」や「大変な中、気を遣ってもらっていると思う」などの声が集まりました。

 

今回の調査で、子どもを学習塾に通わせている親は、「塾は感染対策を頑張ってくれている」とは思いながらも、学習塾での「感染リスク/クラスターの発生」を不安視している現状が明らかになりました。寒い季節に窓を開けながら授業を実施することに対して心配する声も挙がったように、厳しい感染症対策が必ずしも有効とは言えません。子どもが学習塾で安心して過ごすことのできる空間を実現するためにも、「空気の見える化」が求められているといえるでしょう。