オフィス【コロナ対策を実態調査!】人事担当者の7割以上が「空気の見える化による感染症対策」に期待

コロナ対策しながらも拭えない不安 人事担当者の7割以上が「オフィスの空気の見える化による感染症対策」に期待

〜59.1%が「周りの従業員からの感染リスク」を不安視している〜

 

「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)のエアテック事業「みんなエアー」(https://minnaair.com/)は、人事担当者110人を対象に、「オフィスのコロナ対策」の実態調査を実施しました。

 

 

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「オフィスのコロナ対策」の実態調査

調査方法:インターネット調査

調査期間:2021年12月24日〜同年12月26日

有効回答:人事担当者110人

 

 

■サマリー

 

 

「あなたのお勤め先ではコロナ対策は実施していますか。」

■94.6%の企業がコロナ対策を実施

 「Q1.あなたのお勤め先ではコロナ対策は実施していますか。」(n=110)と質問したところ、「入念にコロナ対策を実施している」が55.5%、「コロナ対策を実施している」が39.1%という回答となりました。

・入念にコロナ対策を実施している:55.5%

・コロナ対策を実施している:39.1%

・あまりコロナ対策を実施していない:1.8%

・全くコロナ対策を実施していない:3.6%

「コロナ対策で実施しているものをお答えください。」

■実施中の対策、「業務時のマスク着用」が92.3%、「フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)の確保が76.9%

 「Q2.Q1で「入念にコロナ対策を実施している」「コロナ対策を実施している」と回答した方にお聞きします。コロナ対策で実施しているものをお答えください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「業務時のマスク着用」が92.3%、「フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)の確保」が76.9%、「空気改善機器による対策」が57.7%という回答となりました。

・業務時のマスク着用:92.3%

・フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)の確保:76.9%

・体調不良時の勤務の禁止:68.3%

・アクリルパーテーションの設置:67.3%

・社内の換気の励行:66.3%

空気改善機器による対策:57.7%

・従業員の用いる機器の消毒:54.8%

・その他:3.8%

 

 

■「会議参加人員の削減」や「出社制限、テレワーク」などの対策も

 「Q3.Q1で「入念にコロナ対策を実施している」「コロナ対策を実施している」と回答した方にお聞きします。コロナ対策で実施しているものをQ2以外にあれば自由にお答えください。(自由回答)」(n=104)と質問したところ、「会議参加人員の削減」「出社制限、テレワーク」など68の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・会議参加人員の削減。(愛知県)

・出社制限、テレワーク。(東京都)

・体温管理。(福岡県)

・アルコール消毒液の設置。(東京都)

・手洗い、うがいの遂行。熱発時の出勤停止。(千葉県)

・飲食時の会話禁止。(東京都)

・罹患時や完治後の勤務体制の指導。PCR検査キットの購入など。(大阪府)

・時差出勤。(愛知県)

・濃厚接触者の勤務扱い等勤務上の配慮を行っている。(香川県)

・CO2濃度測定器の設置。(宮城県)

 

 

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「どの種類の空気改善機器を導入していますか。」

■企業での空気改善機器、「フィルター系」機器の導入が65.0%で最多

 「Q4.Q2で「空気改善機器による対策」と回答した方にお聞きします。どの種類の空気改善機器を導入していますか。(複数回答)」(n=60)と質問したところ、「フィルター系」が65.0%、「イオン系」が51.7%、「オゾン系」が26.7%という回答となりました。

・フィルター系:65.0%

・イオン系:51.7%

・オゾン系:26.7%

・噴霧系:20.0%

・UV系:16.7%

・光触媒系:15.0%

・その他:5.0%

 

 

 

「あなたは勤務時間中、他の従業員からの感染リスクに不安を感じますか。」

■約6割が、勤務時間中「他の従業員からの感染リスクに不安」

 「Q5.あなたは勤務時間中、他の従業員からの感染リスクに不安を感じますか。」(n=110)と質問したところ、「かなり不安」が22.7%、「やや不安」が36.4%という回答となりました。

・かなり不安:22.7%

・やや不安:36.4%

・あまり不安ではない:33.6%

・全く不安はない:7.3%

 

 

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「空気質の数値化など「空気の見える化」を行うことで、安心して過ごせる空気環境になることを期待しますか。」

■72.7%が「空気の見える化」を行うことで、安心して過ごせる空気環境になることを期待

 「Q6.空気質の数値化など「空気の見える化」を行うことで、安心して過ごせる空気環境になることを期待しますか。」(n=110)と質問したところ、「かなり期待する」が24.5%、「やや期待する」が48.2%という回答となりました。

・かなり期待する:24.5%

・やや期待する:48.2%

・あまり期待しない:18.2%

・全く期待しない:0.0%

・わからない:9.1%

 

 

 

「必要以上の換気をすると空調設備のエネルギー使用量も過剰になりますが、適切な換気をし、省エネ対策も実施したいと思いますか。」

■79.1%が、「適切な換気に加え、省エネ対策の実施」も希望

 「Q7.必要以上の換気をすると空調設備のエネルギー使用量も過剰になりますが、適切な換気をし、省エネ対策も実施したいと思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常に思う」が31.8%、「やや思う」が47.3%という回答となりました。

・非常に思う:31.8%

・やや思う:47.3%

・あまり思わない:10.9%

・全く思わない:3.6%

・わからない:6.4%

 

 

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「コロナ禍でのオフィスでの働き方に関してあなたの考えを自由に教えてください。(自由回答)」

■コロナ禍でのオフィスでの働き方、「息苦しさのない対策をしたい」、「やむを得ず出社するときは感染症対策をしっかり行いたい」などの声

 「Q8.コロナ禍でのオフィスでの働き方に関してあなたの考えを自由に教えてください。(自由回答)」(n=110)と質問したところ、「息苦しさのない対策をしたいが、マスクは必須なため換気と温度調整が重要」「やむを得ず出社するときは感染症対策をしっかり行いたい」など67の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・できるだけ息苦しさのない対策をしたいが、マスクは必須なため換気と温度調整が重要だと思う(東京都)

・在宅よりオフィスのほうが働きやすい。(千葉県)

・在宅ワークと通勤をうまく融合して取り組めればいい。(東京都)

・テレワークの導入で、働き方の自由度が広がった。(東京都)

・やむを得ず出社するときは感染症対策をしっかり行いたい。(東京都)

・オンライン会議が当たり前になったので、会議室を減らして個室ブースを増やしたい。(北海道)

・在宅勤務か、個室化が進み仕事が進めやすくなっている。(東京都)

・フリーデスクで距離をとる。(香川県)

・コミュニケーションが難しい。(愛知県)

・根気よく3密対策をして業務を行う。(埼玉県)

・最新機能の空気清浄機の台数を増やせるなら、それに越したことはない。(東京都)

・業務の分散化により、人との接触を出来る限り避ける。(東京都)

 

 

 

まとめ

今回は、人事担当者110人を対象に、「オフィスのコロナ対策」の実態調査を行いました。

 

まず、94.6%の企業でコロナ対策が実施されていることが分かりました。具体的には、「業務時のマスク着用」が9割以上、「フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)の確保」が約8割、「空気改善機器による対策」が約6割という結果になりました。他にも、「会議参加人員の削減」や「出社制限、テレワーク」など、人流を制限する対策も挙がりました。また、空気改善機器を導入している企業では、「フィルター系」機器が65.0%で最多の導入率となっています。

 

各種対策が取られている一方で、約6割の人事担当者から、勤務時間中「他の従業員からの感染リスクに不安」を感じると回答がありました。また、72.7%の回答者からは、「空気の見える化を行うことで、安心して過ごせる空気環境実現に期待する」という声が得られただけでなく、「適切な換気に加え、省エネ対策の実施」へも期待値が高いことが分かりました。

 

今回の調査では、人事担当として、オフィスでの人の流れを抑えたり、換気励行や・空気改善機器の導入など、できる限りの対策をしているものの、「できるだけ息苦しさのない対策をしたいが、マスクは必須なため換気と温度調整が重要」という声や、「やむを得ず出社するときは感染症対策をしっかり行いたい」など、職場環境に対する改善やさらなる強化を望む声が見受けられました。感染症対策を厳しくすれば良いという訳ではなく、予算的にも、社員の精神的なケアという意味でも限界があるというのが現実のようです。ウェルビーイングやエンゲージメントを考える、人事的な側面からも、働きやすさ・働きがいの両立を目指す職場環境改善の取り組みは重要視されます。

 

社員の集中力や生産パフォーマンスを下げることなく、感染リスクも抑えることができる環境作りの一環として、「空気の見える化」を積極採用する企業が、今後益々増えることでしょう。

 

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