噴霧器での次亜塩素酸水噴霧の効果は?注意点について解説

次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスをはじめとするウイルスや細菌、カビなどに対して除菌効果があるとされています。テーブルや椅子、ドアノブなどの除菌に使われることが多いですが、噴霧器を使った次亜塩素酸水の噴霧は効果があるのでしょうか。

ここでは、次亜塩素酸水の概要と使い方のほか、空間噴霧の効果と安全性について解説します。

 

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次亜塩素酸水とは?

 

細菌やウイルスの除菌に効果がある次亜塩素酸水とは、いったいどのようなものなのでしょうか。次亜塩素酸水の成分と除菌効果について説明します。

 

 

次亜塩素酸水は次亜塩素酸が主成分の酸性水溶液

 

次亜塩素酸水とは、次亜塩素酸を主成分とする酸性の水溶液です。次亜塩素酸水の作り方はいくつかありますが、代表的なのは塩酸、または塩化ナトリウム(食塩)を水に溶かして電気分解する方法です。この方法で作られた次亜塩素酸水は、電解型と呼ばれます。

 

電解型の次亜塩素酸水は食品添加物としての使用が認められており、濃度によって微酸性、弱酸性、強酸性の3種類に分けられます。

電解型以外の次亜塩素酸水には非電解型があり、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの粉末を水に溶かして作られるものです。

 

 

次亜塩素酸水の除菌効果

 

製品評価技術基盤機構による有効性評価についての発表では、次亜塩素酸水は新型コロナウイルスの除菌に有効だという検証試験結果が出ています。

この結果では、有効塩素濃度35ppm以上の次亜塩素酸水であれば除菌に効果があるとされています。ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かした非電解型の次亜塩素酸水の場合は、有効塩素濃度100ppm以上です。

 

また、インフルエンザウイルスやノロウイルス、サルモネラ菌などに対しては、有効塩素濃度40ppmの次亜塩素酸水を吹きつけて10秒間置くことで、除菌効果があったという結果もあります。

 

なお、厚生労働省は、拭き掃除には有効塩素濃度80ppm以上、汚れがひどい場合には有効塩素濃度200ppm以上が望ましいとしています。

次亜塩素酸水を使用する際に注意したいポイント

 

新型コロナウイルスをはじめとするウイルスや細菌に対して、除菌効果がある次亜塩素酸水ですが、人体にはどのような影響があるのでしょうか。次亜塩素酸水の安全性について、注意しておきたいポイントをまとめました。

 

 

次亜塩素酸ナトリウム水溶液と間違えない

 

次亜塩素酸水と似たような名前のものに、次亜塩素酸ナトリウム水溶液があります。名前は似ていますが、この2つはまったく別の水溶液です。

次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、洗濯やキッチン周りの除菌などにも使われる塩素系漂白剤を水で薄めたアルカリ性水溶液です。酸性の洗剤と混ぜると有害なガスを発生したり、直接ふれると皮膚にダメージを与えたりします。

次亜塩素酸ナトリウム水溶液を希釈したとしても、次亜塩素酸水にはなりません。取り扱いには注意しましょう。

 

 

使用前に有効塩素濃度を確認する

 

次亜塩素酸水を使用する前に、有効塩素濃度を確認する必要があります。

テーブルや椅子、ドアノブなどの除菌に効果のある次亜塩素酸水は、有効塩素濃度80ppm以上です。しかし、この濃度の次亜塩素酸水は、肌や粘膜にダメージを与える可能性があります。なお、次亜塩素酸水を手指に使用することについては、安全性や効果は確認されていません。

市販されている次亜塩素酸水の中には、有効塩素濃度が400ppmを超えるものもありますので、高濃度の次亜塩素酸水は正しい方法で希釈するなど、取り扱いに注意してください。使用する場合には、ゴム手袋などを着用するのが望ましいでしょう。

 

 

人がいる場所での空間噴霧はしない

 

人がいる場所では、次亜塩素酸水を噴霧しないようにしてください。噴霧器を使って次亜塩素酸水を空間噴霧することは、人体に影響を与える可能性があります。

しかし、人がいない空間であれば、次亜塩素酸水を噴霧することに問題はありません。除菌に、一定の効果があると考えられます。ただし、人が長時間不在にする時間帯を選んで行うなど、人が吸入しないような環境で行うようにする必要があります。また、酸化作用があるため、使い続けると金属に影響が出てくる可能性があるので注意しましょう。

 

なお、次亜塩素酸水を噴霧する際には、次亜塩素酸水の噴霧に対応している機器であることを確認してください。次亜塩素酸水によって酸化するため、金属を使用している噴霧器は適していません。

 

 

室内の空気環境改善には紫外線照射が安全で効果的

 

次亜塩素酸水は、細菌やウイルスに対する除菌効果がある一方で、使用の際には注意が必要です。空間噴霧を行う場合には、次亜塩素酸水を吸い込まないよう、人がいない状況で使用しなければなりません。

空気中に浮遊している細菌やウイルスを除去するのであれば、紫外線を照射するという方法があります。紫外線照射装置を使用することで空気環境を改善することができるため、人がいる空間での除菌手段として検討してみてはいかがでしょうか。

 

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