学校で発生しやすい感染症と感染症対策について解説

この記事は、 7 分で読めます。

人が集まる場所は、感染症が広がりやすくなります。子供たちが集団生活を送る学校も例外ではなく、感染症が発生しやすく広がりやすい環境であるため、十分な感染症対策が必要です。

ここでは、学校で広まりやすい感染症と、実際に行われている感染症対策についてご紹介しましょう。

 

【みんなエアー】見たらビックリ!その「空気」で働き続けられますか?

 

学校は感染症が発生しやすい?

 

感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が、体内に侵入することで引き起こされる病気の総称で、人による感染と人以外の感染があります。このうち人による感染経路は、感染者との直接的な接触や物を介しての接触が原因となる「接触感染」、感染者が咳やくしゃみをした際に飛び散る飛沫を、別の人が吸引することで起こる「飛沫感染」、感染者の咳やくしゃみによって飛び散った飛沫が乾燥し、飛沫核となって空気中に拡散され、別の人が吸い込むことによる「空気感染」の、大きく3つに分けられます。

 

子供が集団で過ごす場である学校は、直接的な接触や物を介した接触を防ぐことが難しく、飛沫感染や空気感染を起こしやすくする「密閉」「密集」「密接」の「3密」が形成されやすい空間でもあります。そのため、しっかりとした感染症対策が必要になります。

【みんなエアー】 朗報!『あなたと大切な場所』、感染症からまもる秘策教えます!

 

学校で発生する感染症の種類

 

2020年以降、感染症といえば新型コロナウイルスのイメージが強くありますが、学校で流行りやすい感染症はそれだけではありません。学校保健安全法施行規則第18条では、「学校において予防すべき感染症」がまとめられています。その種類は非常に多種多様ですが、主な感染症は下記のとおりです。

 

<冬から春になりやすい感染症>

・麻疹(はしか)…発熱、咳、鼻水、目やに、結膜の充血、頬の内側に白い斑点ができるなどの症状が出る

・風疹(3日ばしか)…発熱、発疹、耳の後ろや首、脇などの腫れ、咳、結膜の充血などの症状が出る

・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)…耳下腺と顎下腺が腫れて、痛みや熱が出る

・水痘(水ぼうそう)…水疱のある発疹が体中にできてかゆくなる

 

<夏になりやすい感染症>

・咽頭結膜熱(プール熱)…発熱や喉の痛み、結膜の充血、首のリンパ節の腫脹などが見られる

・溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)…鼻の粘膜やのどの粘膜、扁桃腺などに感染し、発熱や喉の痛みなどの症状が出る

 

<秋から冬になりやすい感染症>

・インフルエンザ…急な発熱、頭痛、関節痛、全身の倦怠感、咳、鼻水、喉の痛みなどの症状が出る

・流行性嘔吐下痢症(感染症胃腸炎)…ノロウイルス、ロタウイルスなどにより、発熱、腹痛、下痢、嘔吐などの症状が出る

学校で実際に行われている感染症対策

 

感染症は、「感染源(病原体)」「感染経路」「感受性宿主」の3つの条件がそろうことによって発症します。そのため、感染症対策には、これらの条件をひとつでも取り除くことが大切です。

その対策として有効とされ、実際に多くの学校で取り入れられている方法には、下記のようなものがあります。

 

 

基本は手洗いと咳エチケット、換気の徹底

 

感染症が広まる経路には、接触感染、飛沫感染、空気感染の3つがあり、主にどの経路で広まるかは感染症によって異なります。例えば、インフルエンザや新型コロナウイルスは、接触感染・飛沫感染が中心です。水痘や麻疹のウイルスは、接触・飛沫に加えて、空気によっても感染することがわかっています。

そのため、これらの感染経路すべてに対して、それぞれ有効な対策をとることが感染症予防の基本です。具体的には、手洗い、咳エチケット、換気の徹底の3つです。

 

<感染症予防の基本対策>

・接触感染対策:多くの人がふれる場所をさわった後は、しっかり手洗い・消毒をする

・飛沫感染対策:咳やくしゃみをするときは、ハンカチなどで口と鼻を覆う咳エチケットを守る

・空気感染対策:適切に換気を行って、室内に漂う飛沫核を外へ出す

 

密閉された空間では、咳やくしゃみによって飛び散ったウイルスが、空間にとどまることで感染リスクが上昇します。そのため、換気によって空気を入れ換えることは非常に重要です。

 

文部科学省の作成した「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~」では、可能であれば常時換気、難しい場合は30分に1回以上、数分間程度の換気が必要とされています。効率的に空気を入れ換えるには、対角線上の2方向の窓や扉を開けるのがポイントです。

 

 

体温測定で健康状態の把握

 

感染源を断つためには、外からウイルスを持ち込まないことが大切です。そのための対策に、毎朝体温測定をして、発熱などの症状があった場合は、子供たちも教職員も自宅休養することの徹底が求められています。

また、家庭での体温測定が難しい子供については、登校時に教職員が検温し、健康観察表などを使って健康状態を記録。もし、発熱などの症状が見られる場合は、症状がなくなるまで自宅での休養を指導することが基本とされています。

 

 

密集を避ける

 

人が密集すると接触感染・飛沫感染が起こりやすくなります。感染経路を断つためには、密集を回避することが必要です。そのための具体策としては、教室内では席の配置を変えるなどして、子供同士の距離を可能なら2m(最低1m)離すこと、分散登校を行うこと、運動会や文化祭などの観客を制限すること、一部オンライン授業を取り入れることなどが挙げられます。

 

 

密接を避ける

 

感染経路を遮断するための対策として、身体的距離が十分にとれないときのマスク着用が有効です。また、対面給食を避け、食事中の会話を控えて黙って食べる「黙食(もくしょく)」などが実施されています。

 

 

こまめな清掃と消毒を行う

 

消毒には、ウイルスを減少させる効果がありますが、消毒によってすべてのウイルスを死滅させることは不可能です。そのため、学校での清掃・消毒は、一時的にウイルスを減らすことよりも、清潔な空間を保ち、健康的な生活を送ることで子供たちの免疫力を高めることのほうに主眼が置かれています。

 

新型コロナウイルス感染症対策としては、大勢が手をふれるドアノブや手すり、スイッチなどは、1日に1度水拭きした後に、消毒液を浸した布巾やペーパータオルで清掃すること、下校時に家庭用洗剤などを使って机・椅子を拭き、掃除することなどが推奨されています。これらは、接触感染を防ぐために有効な対策です。

 

 

空気清浄器などの設置

 

感染経路を遮断するための対策の一環として、空気清浄機を導入する学校も増えています。

空気清浄機とは、取り込んだ空気の汚れをキャッチして除去することで、室内の空気をきれいにしてくれる機器です。その性能は、搭載するフィルターによりますが、小さな粒子をキャッチできるタイプなら、ウイルス除去にも効果が期待できます。都道府県や公益財団法人によっては、学校の空気清浄機導入に助成金を出しているところもあります。

 

【みんなエアー】まだ、室内の空気、気にしてないの?空気の見える化は基本の「き」

 

感染症対策には、換気と空気環境を改善するサービスを活用しよう

 

多くの子供たちが集団生活を送る学校は、感染症が発生しやすく、広がりやすいため、しっかりとした感染症対策が必要です。感染症対策の基本である、換気をこまめに行うと同時に、空気環境を改善することが大切といえるでしょう。

 

株式会社UPDATER(旧 みんな電力株式会社)のエアテック事業「みんなエアー」では、空気環境対策のソリューションとして、エアロシールド(エアロシールド株式会社製)を提供しています。エアロシールドは、紫外線の中でも最も除菌効果が高いとされているUV-Cを室内上部に水平照射することで、浮遊菌を減少させることができます。室内の空気環境対策には、エアロシールドの導入をご検討ください。

関連記事

人気記事ランキング

この記事をシェアする

お役立ち記事

運営者情報