空気清浄機の設置場所はここが正解!効果的な場所をチェックしよう

空気清浄機を使うとき、設置場所について考えたことがあるでしょうか。なんとなく置きやすい場所に設置しているというだけでは、本来の性能を十分に引き出せていない可能性があります。

ここでは、空気清浄機のおすすめの設置場所や置き方などについて解説します。

 

 

空気清浄機の設置場所や使い方のポイント【基本編】

 

空気清浄機は、オフィスや家庭などさまざまな場所で活用されています。まずは、空気清浄機の設置場所や使い方について、基本的なポイントを押さえておきましょう。

 

 

 

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空気清浄機と壁とのあいだは30cm離して床に置く

 

空気清浄機の背面と部屋の壁や家具、カーテンなどとのあいだは、30cm程度離すようにしましょう。

壁際にしか置く場所がない場合でも、最低3cmは離してください。ピッタリつけてしまうと、集められたほこりなどで壁が汚れてしまう可能性があります。

また、室内全体の空気が循環しなくなるため、台の上や天井近くに設置するのはおすすめできません。空気清浄機の上部は60cm以上あけるようにしてください。

 

 

吸込口と吹出口の位置にも注意!なるべく広いスペースに置く

 

設置場所は、空気清浄機の吸込口や吹出口の位置によっても変わります。背面に汚れた空気を吸う吸込口がある場合は、背面と壁が近いと集塵能力が十分に発揮できません。また、左右に吸込口があるタイプは、家具のあいだに設置してしまうと空気が循環されなくなってしまいます。

きれいにした空気を吐き出す吹出口の位置も同様にチェックし、カーテンや壁などで、吸込口と吹出口の両方をふさがないようにするのが基本です。

空気清浄機は、なるべく広いスペースに置くように心掛けてください。

 

 

人の出入りの多いドア付近に置く

 

人がよく出入りするドアの近くに、空気清浄機を置くのもおすすめです。人が歩くと花粉やほこりなどが空中に舞い上がり、それを空気清浄機でキャッチすることができるからです。

基本的に、床に落ちた花粉やほこりを空気清浄機で吸い込むことはできないので、ドアの近くなど、ほこりが舞い上がりやすい場所の近くに設置すると効率良く空気をきれいにすることができます。

 

 

24時間稼働させておく

 

空気清浄機は基本的に、24時間つけっぱなしにすることで本来の役割を果たします。

元々、常時稼働させることを想定して設計されているので、24時間稼働で何らかのトラブルが発生することはほぼありません。電気代も製品によりますが、常時稼働させておいたとして月に数百円程度です。

反対に、電源のオンオフを繰り返すと機器に負担がかかり、空気をきれいにする効果が十分に発揮されない可能性があります。

 

 

窓際に設置する場合は花粉対策のときに限る

 

空気清浄機を窓際に設置するのは、花粉対策などで一時的に置く以外は避けたほうがいいでしょう。

カーテンによって吹出口がふさがれる、直射日光があたって変色など本体に悪影響が出るおそれがあることなどが理由です。花粉対策としては、窓から適度に離れた場所で窓のほうを向けて設置すると、室内に侵入する花粉を効果的に吸い込むことができます。

 

 

 

 

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空気清浄機の設置場所や使い方のポイント【オフィス編】

 

空気清浄機の設置場所や使い方の基本を押さえた上で、オフィスで空気清浄機を使う場合の設置場所について見ていきましょう。

 

 

オフィスフロアのなるべく中央に設置する

 

人が多く、一般家庭よりは広いオフィスの場合、できるだけフロア中央の広い場所に空気清浄機を置くようにしましょう。その場合も、吸込口や吹出口をデスクなどでふさがないよう注意してください。

壁際に置くと空気を十分に循環させることができず、効果が限定的になってしまいます。

 

 

換気システムの換気口の位置を確認する

 

オフィスビルでは、機械換気が行われているのが一般的です。そのため、フロア内にすでに空気の流れができていることが多く、換気システムの換気口の位置を確かめておく必要があります。

換気口に近い場所に空気清浄機を設置すると、空気清浄機から吹き出すきれいな空気がすぐに屋外に排出されてしまうので要注意です。

 

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オフィスの出入口付近に設置する

 

オフィスの出入口近くに空気清浄機を置くと、人の動きに合わせて舞い上がる花粉やほこり、あるいは外から持ち込まれる花粉などを吸い込みやすくなります。

人の出入りが多いオフィスほど、出入口付近に空気清浄機を1台設置しておけば、花粉などアレルゲンの侵入を防ぐ効果が期待できるでしょう。

 

 

厚生労働省による留意点をチェックする

 

厚生労働省では、「換気機能のない冷暖房設備(循環式エアコン)しか設置されていない商業施設」などに向けて、換気の悪い密閉空間を改善するための換気方法について留意点を示しています。

この中で、窓を十分に開けられない場合には、窓からの換気と併せて可搬式の空気清浄機を使うことが、換気不足を補う有効な方法として記されています。

 

さらに、空気清浄機を使用する場合の留意点には、下記のようなものがあります。

 

<空気清浄機を併用する際の留意点>

・使用する空気清浄機はHEPAフィルターによるろ過式で、風量が毎分5㎥程度以上ものを使用すること

・人の居場所から10㎡(6畳)程度の範囲内に空気清浄機を設置すること

・空気のよどみを発生させないように、外気を取り入れる風向きと空気清浄機の風向きを一致させること

 

以上、3つに留意して空気清浄機を活用しつつ、オフィス内の換気を行いましょう。

 

 

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空気清浄機の設置場所や使い方のポイント【家庭編】

 

最近では、空気清浄機を設置する家庭が増えているようです。家庭で空気清浄機を使う際に、より効果的でおすすめの場所や使い方をご紹介します。

 

 

リビング:家族が多くの時間を過ごすのでおすすめ

 

リビングは家族がいる時間が長い部屋ですので、空気清浄機で常に空間をきれいにしておくといいでしょう。空気清浄機を設置する場合は、なるべく周囲にものがない所に置くのが基本。エアコンなどによる気流がない状態なら、部屋の中央に空気清浄機を置くと効果的です。

なお、カーテンは吸込口や吹出口をふさぐ可能性があるので注意してください。また、空気清浄機に向かって汚れた空気が流れてきますので、ソファの脇など、人が近くにいる場所はあまりおすすめできません。

 

 

寝室:快眠が得られるのでおすすめ

 

寝室は、ほこりやダニなどが溜まりやすい部屋です。空気清浄機が1台あれば、きれいな空気で快眠を得ることができます。

空気清浄機を使用するなら、ベッドの足元(足側)に置くのがおすすめです。顔の近くに空気清浄機があると吹き出す風があたったり、運転音が気になったりすることがあります。足元に置いて空気の循環を作り、寝室の空気全体をきれいにしましょう。

 

 

玄関:花粉対策としておすすめ

 

オフィスの出入口と同じく、玄関に空気清浄機を設置しておけば、外から帰ってきたときに洋服などに付着している花粉などを取り除くのに役立ちます。

人を感知するセンサー付きの空気清浄機であれば、帰宅したときに自動でパワーを上げて一気に吸気してくれます。

 

 

効果が低減してしまう空気清浄機の設置場所

 

続いて、空気清浄機を設置してはいけない場所についてもふれておきます。せっかくの空気清浄機の効果を低減させてしまいますので、次の場所は避けて設置してください。

 

 

 

 

直射日光や暖房器具の風・熱が直接あたる所

 

直射日光、暖房器具の風や熱が直接あたる所に長時間空気清浄機を設置していると、本体の変形や変質、変色の原因になることがあります。また、誤作動を起こすおそれもあるので気をつけましょう。

 

 

テレビ・ラジオ・電波時計の近く

 

製品やメーカーによって、空気清浄機がほかの家電製品に影響を与えることがあります。特に、テレビやラジオが近くにあると映像や音声が乱れることがあるため、1m以上は距離をとるようにしてください。空気清浄機の電源プラグを、テレビやラジオと同じコンセントに差し込むのも避けたほうが無難です。

電波時計も、空気清浄機が近くにあると誤作動を起こして正しい時刻を表示しなくなることがあります。

 

 

高温多湿な場所

 

浴室などの高温多湿な場所に空気清浄機を設置すると、フィルターにカビが生える原因になります。また、シンクのそばは水気が多く、万一、多量の水がかかると漏電による感電や火災の原因となる可能性があるので避けましょう。

 

 

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エアコンや扇風機との併用で効果アップ

 

空気清浄機は、エアコンや扇風機、サーキュレーターなどといっしょに使うと、より効率的に性能を発揮します。これらの送風機と空気清浄機を併用する場合のポイントについて紹介しましょう。

 

 

エアコンと併用する場合

 

そもそも空気清浄機は、吸込口から空気を取り込んでフィルターに花粉やハウスダスト、ほこりなどを吸着し、浄化した空気を吹出口から出しながら部屋の空気を循環させています。この仕組みで、徐々に部屋の空気をきれいにしているのです。ですから、エアコンをつけるときは、エアコンが作り出す空気の流れと空気清浄機が作る空気の流れが、ぶつからないように空気清浄機を設置します。

具体的には、冬の暖房時はエアコンの吹出口のフラップを下向きにし、その向かい側の離れた場所に、エアコンと向き合うように空気清浄機を置きます。反対に、夏の冷房時はエアコンのフラップを上向きにして、エアコンの真下に空気清浄機を置き、部屋の中央に向けるとスムーズな空気の流れができます。

 

 

 

 

 

扇風機やサーキュレーターと併用する場合

 

扇風機やサーキュレーターは空気清浄機の反対側の壁の近くに置き、向かい合うようにして風を送ります。空気清浄機の上部から排出された空気は天井にあたり、天井伝いに反対側の壁に向かって移動して、壁伝いに下降します。その壁の下に扇風機やサーキュレーターを置いて風を送ると、床に落ちた花粉やほこりも舞い上がらせて空気清浄機に送り込むことができます。また、部屋全体の空気が、大きな円を描くように循環するようになります。

 

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空気清浄機の設置場所を考慮し、効率的な空気浄化を行おう

 

空気清浄機は、設置場所に気をつけることで本来の性能を発揮します。効果的な設置場所、NGな設置場所についてしっかりと把握しておきましょう。購入した製品の取扱説明書を確認することも大切です。

 

株式会社UPDATER(旧社名 みんな電力株式会社)のエアテック事業「みんなエアー」では、微細なPM2.5の捕集にも最適なHEPAフィルターを搭載した「ハイドロ銀チタン®空気清浄機7Guards Pro」(DR.C医薬株式会社)を扱っています。

5枚のフィルターと2つの機能により、花粉・カビ・ハウスダストなどのたんぱく質や化学物質を分解。PM2.5はもとより、細菌・ほこり・ダニも集塵、除去します。さらに、たばこ臭・ペット臭・汗臭・生乾き臭など、においの元を吸着・脱臭する機能により徹底的に空気を浄化し、健康的な生活空間をご提供します。

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