二酸化炭素濃度による換気の基準とは?オフィスの換気方法も解説

室内の空気をきれいに保つためには、外の空気と入れ換えをする換気が必要です。コロナ禍になってからは、換気が感染症対策のひとつとして有効であると、その重要性が見直されています。

この記事では、換気が必要な理由と二酸化炭素濃度が上がる原因、二酸化炭素濃度の基準と換気方法の目安のほか、オフィスでの換気方法について解説します。

 

 

なぜ換気が必要なのか?

 

換気が行われていない室内では、空気が滞留することによってさまざまな問題が起こります。まずは、換気が必要な主な理由について見ていきましょう。

 

 

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感染症が拡大するリスクが高まる

 

換気が不十分だと、感染症が拡大するリスクが高まります。換気できていない室内で、感染症にかかった人が咳やくしゃみをすると、空気中にウイルスを含んだ飛沫などが放出されます。その飛沫などが長時間空気中を漂うことになり、それらを吸い込むことで感染する可能性が高まってしまうのです。

 

 

人体に悪影響が起こる

 

換気が行われていない室内では、ホルムアルデヒドやアレルゲン物質など、人体に有害な物質を吸い込んでしまうことが増え、シックハウス症候群などの深刻な健康被害をもたらす場合があります。

また、空気中の二酸化炭素濃度が高くなってしまい、倦怠感や集中力の低下、眠気といった症状を引き起こすこともあります。

二酸化炭素濃度が上がる原因

 

空気をきれいに保っているつもりでも、室内の二酸化炭素濃度が上がってしまうことがあります。人は、常に空気を吸い込んで二酸化炭素を排出しているので、人がいる部屋で空気の入れ替わりが少なければ、徐々に室内の二酸化炭素濃度は上がってしまいます。

 

現代の建物は機密性が高いため、オフィスなどでは空調だけでなく窓を開けるといった対策をしないと、しっかり空気が入れ替わりません。また、築年数が古く機密性が低い建物の場合、窓を開けたり換気システムを使ったりしても、思いどおりに空気の通り道ができないことがあります。このような原因によって室内の一部で空気の停滞が起こり、二酸化炭素濃度が上がってしまうのです。

 

 

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二酸化炭素濃度の基準と換気方法

 

換気を行って室内をきれいな空気に保つには、空気中の二酸化炭素濃度がひとつの目安になります。室内の二酸化炭素濃度は、二酸化炭素濃度測定器でチェックしましょう。

建築基準法や厚生労働省が定める建築物環境衛生管理基準では、建物内の二酸化炭素濃度は1,000ppm以下を保つこととされています。二酸化炭素濃度が1,000ppmを上回っている場合は、早急に換気を行い、二酸化炭素濃度を下げることが大切です。下記を参考に、二酸化炭素濃度計を活用して換気を行ってください。

 

■二酸化炭素濃度による換気方法

二酸化炭素濃度 換気方法
1,000ppm以下 換気システムや自然換気によって、この状態を保つことが望ましい。
1,000超~1,500ppm以下 時々窓を開けて換気する。対角線上の2ヵ所の窓を開けるなどして空気が流れるようにし、二酸化炭素濃度が1,000ppm以下になるようにする。
1,500超~2,500ppm以下 思考力に影響し、眠気や倦怠感などを感じる場合もあるため、30分に数分程、窓を全開にして換気を行い、二酸化炭素濃度を下げる。
2,500ppm超 人体に悪影響が及ぶ可能性があるため、常に窓を全開にして換気を行う。二酸化炭素濃度が十分に下がるまで部屋の使用を控える。

 

 

オフィスでの換気方法

 

換気は前述の基準で行うことが基本ですが、オフィスの場合は家と同じように換気できない場合があります。オフィスでの換気は、備え付けの換気システムを使うのが基本です。給気口、排気口の位置を確認した上で、空気の流れをさえぎっているものがあれば置き場所を変え、空気が流れやすいようにします。

 

なお、窓を開けられる場合は、対角線上にある窓や高い位置と低い位置にある窓を開けるなど、空気の流れを作ると換気効率が上がります。空気の流れが悪い場合は、空気を取り込む側の窓を小さく、空気を出す側の窓を大きく開けるといいでしょう。

 

また、部屋に窓が1つしかない場合は、出入口を開けた上で空気が窓の外に向かうように、サーキュレーターなどを使って空気の流れを作ります。部屋に換気口があって窓がない場合は、サーキュレーターや扇風機を使って部屋の中に空気を送り込むようにしてください。

 

 

 

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二酸化炭素濃度の基準を知って換気することが大切

 

換気が不十分だと、感染症が拡大するリスクが高まったり、空気中の二酸化炭素濃度の上昇によって健康に悪影響が出たりする問題が起こります。空気の状態は目に見えませんが、二酸化炭素濃度を基準にすれば、換気が必要かどうかを判断することが可能です。

 

株式会社UPDATERのエアテック事業「みんなエアー」が提供する「MADO」は、センサーデバイスで計測した二酸化炭素などの空気質データをもとに、過ごしやすい環境づくりをサポートするクラウドサービスです。室内の空気中に含まれる二酸化炭素をはじめ、微小粒子物質、揮発性ガス物質、温湿度などを計測したデータをクラウド上に集積。その空間の状態を利用者みんなで共有するために事業者のコンピュータやタブレットに表示をしたり、定点レポートにしたりすることで、換気やその他状況に応じた対策を行うとともに、人と人とをつなぐコミュニケーションに活用することが可能です。

 

 

二酸化炭素濃度計を活用してオフィスの換気を見直したい方は、ぜひご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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